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ヨハン・ルートヴィヒ・ハインリヒ・ユリウス・シュリーマン(ドイツ語: Johann Ludwig Heinrich Julius Schliemann, 1822年1月6日 - 1890年12月26日)は、ドイツの考古学者、実業家。 シュリーマンがギリシア神話に登場する伝説の都市トロイアであると主張した遺跡を発掘したことから、実際にトロイアかどうかは根拠がなかった(シュリーマンがトロイアの時代とした地層は後年に否定されている)が地中海世界の古代文明遺跡を発掘して喧伝した影響は大きく、地中海考古学の父(Father of Mediterranean Archaeology)と呼ばれる。自伝『古代への情熱』は日本語にも複数回翻訳されている。 ちなみに、この遺跡を最初に発見したのはアマチュア考古学者フランク・カルヴァートであり、考古学者のなかにはシュリーマンを詐欺師と見るものもいる。また、発掘手法については多くの考古学者から「野蛮でずさん、適切な記録を残さず、遺跡地図もなければ、発掘品の説明もなく、地層を耕して破壊してくれた」と評されており、当時から考古学者のStephen Salisbury IIIなどから批判されている。 10カ国語以上の言語を使うことから、著書の研究は複数の言語を理解している必要があり、内容的にも会えるはずのない人物に会ったなどの事実関係に無理な内容が多く、様々な意味で難易度が高いとされる。 1865年には清と幕末の日本を訪れて旅行記を著わしている。日本には1カ月ほど滞在し、開港地横浜から八王子へ足を伸ばした折の日記がアテネのアメリカ古典学研究所に保管されており、日本語に翻訳・刊行されている。
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